老いそして命の尊厳にローズの香り

  • 2011.11.28 Monday
  • 08:53
 

1128日(月曜日)老いそして命の尊厳

父の介護が私のワンルームアパートで始まりはや17日が過ぎた。父は、まだ1度も入浴をしていないが、病院では寝たきりになり体に力が入らないそして排便が気になり指でかき出して辺りかまわず触るという最悪の時から、今では自分でトイレに行き食べたいものも食べて伝えられ、かすれ声から声がでる所まで体力が出てきた。体重も174センチ40キロから42・5キロと増えてきた。

私が考えている父の介護のプランとしては、これからショートステーを2週間して夜と昼が逆転してしまい、明け方3時からお腹がすいてしまい少量のお粥とスープを飲む生活からしっかりとした生活のリズムを付けて、毎日の入浴をしてもらい。自宅で1人にしても大丈夫であるという事をケアーマネージャーの方に解ってもらう事である。父は、集団生活を嫌がり、【わけのわからない人といるのは嫌だ。】と訴えたので、私は【お父さん自分で身の回りが自分で出来る練習と、後お風呂入ってないからお風呂に入りに行って下さい。】と言うとその日から何と、自分で洋服を着て、夜中ジュースを自分で飲むから枕元に置いておいてくれと言われて、自意識が高まってきた。やはり、認知症になっていても気持ちをしっかり持たせておけば、自己の確立は可能であるようだ。

 毎日のアロマセラピートリートメントは、欠かさないように介護の方たちにも説明をした。朝晩専用のディフューザーとそしてマッサージを14-5回するその間私は毎日通い全身の80分程のマッサージをする。

 昨晩、アリスが丘公園脇にあるアリスの杜のショートステーの場所に父に会いに行くと、父は入浴をしてさっぱりとしていた。部屋も北欧風の木目の柱や箪笥がある個室部屋6畳ほどの広さでトイレと洗面も各部屋についていてとても快適そうだった。

父は、私が行くと目をしっかりと開けてかなり気持ちははっきりとしている状態で、【ここいいよ。 入っている人も良い家の人が多いから、でも変な世界に来たね。皆年寄りばっかりだから・・・・】病院で9月15日まで経営していたばりばりの現役で自分の孫や子どもと同じ年の人達と働いていた父は、自分も同じ年の気でいたようだ。そして、私が頑張って自分で身の回りの事が出来るように練習して、一人で私と同居できるようになり、前橋の御墓参りに行こうと目標を伝えると、父は【そうだね。】と言った。食事は、やはり余り食べられず。クリームシチューをジューサーにかけてもらったのを1カップ食べただけだった。明日は、父の好きなものを少し持ってきて食べてもらう事にする事にした。

 そして、父のマッサージを手から初めて、肺の上と背中そして足、フェイスをローズとネロリのオイルで1時間ほどすると父はゆっくりと午後8時に眠りに付いた。寝ている間に私は、自宅へと自転車で帰宅した。その晩は私も8時間しっかりネロリとローズの香りと共にと深い眠りに久しぶりに付けた。

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MIDORI

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父の奇跡的な回復とアロマセラピー

  • 2011.11.23 Wednesday
  • 07:32
 

9月22日 火曜日 晴れ時々曇り 

父の奇跡的な回復とアロマセラピー

父親が私のアパートに来てはや2週間になった。今父の回復度は素晴らしく、今では自分でおむつもせずにトイレに必ず行き、まだまだ食事の量は通常の3分の1であるものの食べたいものもしっかりと伝えられる程になったのは、やはり朝晩の1時間ほどのアロマセラピートリートメントの効果であるといえます。4日前には、天気もよかったので近くのミッドタウンのリッツカ-ルトンホテルで父とコ―ヒーを飲んだり、父の好きな虎谷の羊羹を買いに行ったりして、外出も楽しめるほど父は前向きになってきた。

昨晩父は、自分の心情を私に伝えてくれました。自分が20年以上も一緒にいた家族に見放されそして仕事を失い自分はもう終わりだと思っていたと、そして父は、私に【これから俺はどうなるのかなぁ?】と不安な気持ちを素直に私に目をしっかりと遠く方を見つめてしわが重なる瞼を強く開けてつぶやくようにそして助けを求めるように訴えたのです。これは素晴らしい事で、人間自分の気持ちを表現するという事が一番心を癒す扉に、きっかけになるのです。私は、父の認知症はストレス性の不眠で睡眠薬を常用して発生したので、軽い鬱が入っているのです。そして私は父に励ますように、【毎日アロマセラピーでマッサージして、美味しいご飯を食べてリハビリをして生きていけば、お父さんの1日は充実していくからまずはそこからがんばって生きましょう。今まで沢山の経験を乗り越えてどうにかお父さん生きてきたのだから、これからもどうにか毎日を自分の人生を充実させながら生きて行くのがお父さんの人生だからね。元気になれば前橋の源英寺までお墓参りもできるからね。】父は少し安心したように私の手を握りしわしわの目をゆっくりと閉じた。そして【オイルでマッサージしてくれる?】と呟くように私に頼んだ。私は、父の手からゆっくりとさするように父専用のブレンドを手に取りマッサージを始めた。

父の介護は、とても心の不安と重なるように波があります。昨日は弁護士さんが来て今後の父の介護の費用などのお話をしに来たので、前の晩から不安がかさなり不安定になってしまっていました。そのような時は、体も動かす目を閉じたままになってしまいトイレの回数も減ってしまい、着替えも嫌がってしまいます。しかしながらアロマセラピートリートメントをすると、着替えもしてそしてトイレにもその後自分で立ち上がり、私の付き添いのもとで行く事ができ、お腹がすいたと自分の要求を素直に伝えることができるようになったのです。肺の慢性の間質性肺炎がある父の酸素量も88から通常の97と安定してきているのです。トリートメントをしていない叔母85歳は92という酸素量で叔母はくらくらすると言っていたので、私は叔母にアロマタブを2錠のませると体が温まり元気になり夜もぐっすり眠れると喜んでいました。その他、病院でおそらく感染してしまった父の感じた菌もアロマセラピーで13回口の中をお掃除して段々落ち着いてきました。来年の春を目標に父の老後の充実した生活を私は、計画してアロマセラピーケアーをしていく事にしました。

それでは、父に使っているいくつかのブレンドオイルをご紹介します。

 

朝から昼:ヘッドマッサージ の記憶力回復用!

エッセンシャルオイル:ローズマリーハイランド・バジル・ベルガモット・ブラックスプルース・レモン・ペパーミント・クンジア

使用方法:2-3滴前頭葉と側頭葉に垂らし、首・肩などに使用して優しくマッサージする。

夜:ヘッドマッサージ 不眠症用ブレンド

エッセンシャルオイル:メリッサ・ローマンカモマイル・バレリアンルート・ベチバ・フランキンセンス・マンダリンレッドピール・フラゴニア・ラベンダー・ネロリ・ローズ

使用方法:額と首・鼻の下・胸の上・肩・前頭葉・側頭葉に1-2滴ずつ垂らして優しく15分ほどマッサージする。

 

抗カンジタ菌用オイル:タイムリナロール・レモン・クンジア・ペパーミント

使用方法:面棒などに付けて、口腔内を掃除するように塗布する。特にうがいは必要はない。塗布する前にうがいをして口腔内を綺麗にする良い。

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前頭葉側頭葉認知症は、性格が急激に変化する!これをアロマセラピーに活用!

  • 2011.11.13 Sunday
  • 18:26
 

  912日(土曜日)晴天22度の暖かい日、朝から気持ち良い日差し私は、昨晩は3度ほど父がトイレにおこされてはいたが、窓辺からの日差しが澄みきった青空の中差し込み太陽の力に導かれてそして、ブレストブリーズのブレンド香りに導かれて気持ち良く目を覚ましたはずだったのも束の間!父が【トイレ】とつぶやいた。私が、かけつて父の布団を外して抱えておこそうとすると、おむつを無意識にはずしていて何と父は、目をギュッとつむって力んだ後に、私の顔をおこられた子供のように【出ちゃった!】といって横からピーとおしっこをフローアーに出してしまった!そこを、私が父に【ストップ】といって我慢させ、掬いあげるように両脇を抱えて立たせてトイレと廊下を歩かせて連れて行き、最後の1絞りをトイレで出してもらった!何とこれを父に習慣にさせて分からせていくのを目標に、父に根気強く教え込む事を私は、目標に父に何度も言い聞かせた甲斐がありこれで何とか、布団を汚さずに済んだ1晩だった。

 夜8時過ぎにアーグッタから帰宅の足も重たく玄関の扉をあけると、父と叔母が【お帰りなさい。】といってくれるのは、私の人生の中父に【お帰りなさい。】と言われた記憶は全くなく新鮮な気持ちでいっぱいなった。叔母が,あなたがいなくなっている間に、父は昼寝をしている間にやはりおむつをはずしてお寝小をしてしまったと、叔母が私に言った!あまりにもショックになり、私は父のベットの端に座り手を握って、【お父さん、頑張ってトイレ覚えようよ!私が居る時は、必ずトイレって言ってね!連れて行くから!トイレの場所が分からないんでしょ?】と聞くと父は、【分かっているよ、あっちでしょ、と廊下のトイレの扉を人差し指で指した。】私は、しっかりしている父をみると安心した。そして【だったらお父さん、トイレに行きたい時私に声かけて教えてね。】と言うと、【分からないんだよ。だからお前がキャッチしてくれ!】と人さし指を出して私に言った。私は、父のユーモアにビックリしてそして余りにも無理なお願いにおかしくて【私が、お父さんの膀胱の調子をキャッチするのは無理だから、必ず教えてください。】とその指を両手で握りお願いすると、苦笑いをしてうなずいた。その後、前頭葉の委縮は運動機能が低下するので右手の左手の確認と、グーとパーのエクササイズを父と3分くらいした。始めは、人差し指しかパーの時に出なかった父も3回目からはパーとグーが右手左手交互にできるようになり、私は父に【さすがお父さん、学習能力は落ちてないよ!頭いいから】と言うと父は、嬉しそうにうなずいた。その後、肺のブレンドを使用してトリートメント30分ほどして,頭には、メリッサとローマンカモマイル等を使用した不眠症用のブレンドをつけてヘッドマッサージした。そして、父にお休みなさい。というとトイレと私に言ったので、もう一度わきの下を掬いあげおこしてトイレと行かせた。そして今度こそ、2人でお休みなさい。を言ってベットへとホットして私は、父の体を寝かせておむつを確認した。

父は、ジョークを言うような人ではなく真面目な人だったので、私は父の性格の変化が決断力があり、怒りっぽいコーレリックの気質の元来の父の性格からフレグマティック・サングインの父になったのは、毎日私が父に使用している、気持ちが落ち着き優しく思いやりのあるフレグマテイックという気質のオイルの効能も加わり面白くそして思いやりのあるチャーミングな父に変化をしている性格への変化は、認知症の性格が変わるという特徴の症状が加速させて、良い方向へと性格が変化しているという父であった。父は、とても温和になりややわがままではあるがこれは以前から一緒なので変化はなく、ユーモアのセンスが無かったのが出てきているので意外な父の性格の変化におどろきである。また私がお店から帰ると、【仕事と両方大変だ、ありがとう。】とか叔母さんが私に対する要求が過度にあったりすると、父が【みどりは、仕事をしているから大変だよ。】と言ってくれたりして、暖かい言葉をかけてくれる父がとても嬉しかった。叔母は、私に【仕事は、自分の為にだけしているのだから父の介護に専念して父の為にもっと私が時間を取るべきだ。】と私に強く要求してきた時のその父のその言葉は一生忘れられないであろう。

その晩!さてさて私が、父の膀胱の調子をキャッチできるかは、不安であるが一応キャッチするのを心がけてみようかな?なんて父の為に思いながら私も、ベットへと体を休め眠りへとネロリとメリッサの香りと共に入っていた!

LIFE IS FULL OF LAUGH !

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2011年11月11日 11111!創造と破壊のマジックナンバーの日と青いシーツの中の海!

  • 2011.11.11 Friday
  • 14:34


 2011年11月11日 11111!創造と破壊のマジックナンバーの日と青いシーツの中の海!

  今朝外を見ると、窓の外の木々の葉から雨水が落ちているのを見ながら目が覚めた。
今日は、父との同居2日目で昨日は父は、アロマセラピートリートメントの後ぐっすりと眠っていたようで、寝息がずーと気がついたときはしていた。朝6時に、その寝息が静かになると横にいた叔母が、飛び起きて大丈夫?と父をさすりおこした。私もその声に驚き父のベットの方に歩いて行き、父親に大丈夫?と聞くと、父はきょとんとした子供のような目をして、指を下にさして【何か冷たいよ中が?】
私は、布団をめくってみると水色のシーツの色がお尻の周りだけ丸く濃くなり、ぷーんと臭いが漂っていた。叔母さんは、あわててしまい。ほっときなさいと言ったが、このままでは風邪をひいてしまうので、私は父のベットの横に車いすを持ってきて、父を抱えて車いすに乗せた。叔母は、【アラーあなた他力持ちねぇ。】と言っているのを横に叔母さんに、暖かいタオルを持ってきてくれるように頼んだ。その間にシーツと敷布をベットから外し取りかえた。暖かいタオルに、お尻が炎症して赤くなっているので、ローマンカモマイルのハイドロゾルをかけて吹いて綺麗にした後、私が作っているブルーバーム(炎症やかゆみ用の軟膏)を塗っておむつを履かせた。父のシャツと洋服を着替えさせて、ついでに今日の、山王病院での初診の準備をした。父は、何も言わずにすまなそうな顔色をしたまま着替えられやすいように、手を上げたり足を上げたりして着替えやすいように自分なりに協力をしてくれているようだった。叔母が今日は寒いから、やめたらと言っている中私は、自分の予定を見るとやはり今日が一番よかったので、9時半家をでた。雨は深々と降り続ける中タクシーを呼び父を乗せて病院に付くと、病院には沢山の人がいた。手続きをして待合室で待った時間何と1時間と15分、父は30分位まつとまだかな?と言いながら車いすからずるずると落ちそうになった。これを15分に1回して私は、父を持ちあげて座らせては、時計をみていた。父が【もう帰ろう。】と言う中折角来たのだからもう少しと説得して、順番が来ると、鷲崎先生はとても温和で父を優しく迎えてくれて、病気の説明をして、肺の呼吸の音を聞いたりして、【大丈夫ですね。】と言ってくれたので私が毎日アロマセラピーで1日2回全身のトリートメントをしています。と言うと【それはそうでしょう。でなければこんなに綺麗な呼吸音はしないでしょう。】といわれた。11月7日から認知症が急速に悪化してしまいました、と経過を報告する中、今年の3月から睡眠薬を多量に夜ストレスで不眠になりその後、認知症になってしまったようです。と説明すると、睡眠薬を飲みすぎるとボーとするので高齢者は、認知症に陥りやすいとも説明してれた。その後、リハビリテーションのお願いをするとその手続きをしてくれた。リハビリは、保険が聞くので1時間1500円でプライベートのリハビリをしてくれるので私は、父の団体行動を嫌う気持ちを考慮してここに決めた。リハビリテーションの場所はとても明るく、混んでなくゆったりとしたスペースだった。係の人に背が高い青年がいて、父が車いすからずり落ちそうなのを見て、私よりも軽々と父を持ちあげて父をしっかりと座らせてくれたが、やはり15分もするとまた同じ状態になる父を今期強く座りなおさせてくれた。私は、その間父のリハビリのスケジュールを2週間、週1回と決めた。これで安心とホッとして、父にここでリハビリするからと説明した。父は、強い視線でうなずき【帰ろう。】と言ったので、急いでその後帰宅した。自宅に着くと父は、バリアフリーでない私のアパートは、玄関の所に3−4cmの段が2段あるのでこれを父を乗せて持ち上げるのが大変なんだと叔母に説明していると。【歩くよ!】と言ってくれて、すたすたと車いすから立ち上がり歩き出した。ベットへそして長り込むように横たわり、ほっとしているようだった。
  高齢者のお世話をする大変さが身にしみる毎日、私は、大変だけどとても勉強になり毎日新たな事を経験して自分の今後の人生に役立てていきたいと深く思い、毎日のヨガの練習の大切さ、食べ物の大切さそして心の大切さを感じ、これらのバランスを整える努力をしなくては、と深く痛感する今日この頃です。

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アロマセラピーと介護 【35年ぶりに同居父75歳】

  • 2011.11.10 Thursday
  • 06:49

 

11月9日水曜日秋晴れの気持ち良いあ朝ヨガの後、伊勢原病院に小田急線で父の退院の為に
向かった。電車の中で、35年前に母と姉・私を捨てた父との同居と介護という現実にとても複雑な気持ちでいっぱいになっていた。そんな自分の心をローズとブルータンジー・フランキンセンスなどの香りの安心立命というブレンドをこめかみや額に塗りながら心の動揺と不安という気持ちを安定させた。

 父は、退院3日前から認知症が急速に進み、自分の排せつ物が気になるようで手で触りそこらじゅうを排便の付いた手で触り、看護婦さん達にお世話になり食事も喉を通らない状代で合ったため介護への不安がとても大きくなり私は、半分あきらめる気持ちで向かっていた。病院に着くと、案の定父は排便だらけだったため入浴させてもらい着替えをさせてもらって、おむつをしてもらっていた。
 2ヶ月前の現役で精神病院を経営していた父とはあまりにも異なり私はショックと動揺する心があったが、あまり考えないように父には、やっと念願の退院だけど大丈夫嬉しい?と聞くと声も出ない状態で父は目をうっすらと開けてはいたが、力強い視線で私にうなずいたので少しほっとした。伊勢原協同病院から私の自宅まで車で寝て行けるようにバンを頼み、私はその横に付き添い座ると父は、手が凍るように冷たかったので私の手を湯たんぽ代わりに握り等して父は呼吸がやや粗く目を閉じたまま暖かいてだと安心しながら手を握っていた。運転手の方が高速道路の出口を聞いたりしてくると、父は、青山1丁目を曲がる。などと気を回想して教えてくれたりした。完全に認知症になってしまっているのか?体力が食事ができなくてなく体が動かないのか、私にはよくわからず。まずは私のアパートへと付いた。車いすがバリアフリーでない私のアパートは玄関の段々があがらずまずは大変で、お腹のバンダを入れてフット呼吸をして椅子ごと持ち上げた。この時ばかりは、父が痩せていてよかったと思った。
  父は、倒れこむように介護のベットへ寝込み、付添いの為父の姉85歳の叔母はあたふたして父の衰えに動揺していて、耳が遠い溜め大きな声で【どうしたの?そんな顔になってしまって?元気出しなさいよ!】と励ましているようだが、私は完全にボケていない父なので叔母の強い口調が気になってしまった。父に【どうしてほしい?】と私が聞くと【マッサージしてくれる?】とまずは頼まれ肺のブレンドを使って全身をマッサージして、頭にはリラックスできるように安心立命のブレンドを使ってヘッドマッサージをすると父は寝ようしたが、叔母がまた大きな声で心配で話しかけてるのを横目で叔母さんではまた、夜戻りますと、断り家をでた。1時にはお店に戻ると心が静かさ店内の優しいアロマのかおりで癒された。
 夜9時に戻ると、叔母は少し父の状態に慣れたのか?声は低くなり落ち着いていた。父はやはり食事はとれず、オレンジジュースなどの水分を少し取っただけだった。また父に帰ってお【父さん大丈夫?】と聞くと【マッサージして】とかすれ声で頼まれ全身を1時間程肺のブレンドで全身そしてメリッサやフランキンセンスなどの入った認知症用に作成した夜用のオイルでヘッドマッサージを1時間した。すると寝息を立てて父はすやすやとまた寝入っていった。気が付くと10時半を回っていたので私もベットに入って目を閉じた。夜中1時過ぎに気がつくと父がベットから起き上がっていた。叔母も驚き【どうしたの?】と聞くと【トイレに行きたい。】といったので今度は、叔母がトイレまで手を差し伸べて連れて行ってくれた。私は夜は苦手で薄眼を開けて、父に【大丈夫?】と聞くと【昼よりも確かな声で【大丈夫だよ。】と言った。そして今度は、明け方4時半に父がなんとベットから起き上がり食卓のテーブルに寄りかかるように立っていた。びっくりして【お父さんどうしたの?】と聞くと、また【トイレに行きたいんだ。】といったので叔母がまた起きて連れて行ってくれた。トイレから戻ると父は、しっかりとした声で話しだしたので私も起きて、【お父さんトイレに自分で行くならおむつは要らないね。パンツ自分で履いてください。】と言うと父は、うなずきパンツをはいてベットに横たわると、【ミカン食べたい。】【お水が飲みたい。】などと気持ちがはっきりしてきたので、私は、【お父さんオートミール食べる?】と聞くと、【食べるよ。】と言った。私はオートミールを作りながら、自分のコ―ヒ豆を挽きコーヒーを入れると、部屋中にコーヒーの香りがした。父は、コ―ヒとオートミールを3口づつ食べると、口に手を持っていき何かを伝えていた?【何?】と聞くと思いだせないようなので私は、【水?コーヒー?オートミール?】聞くと違うと言い。5分くらいすると【ミカン食べたい。】と言ってきた。
 ミカンを思い出すのに5分かる父の世界は、現役の時の生活の10分の1のスピードで進んでいるようだった。【グレープフルーツもあるけど食べる?】と聞くと、うなずいたので薄皮を1房毎向いて1口ちぎり口に入れると、【上手い】といった。そしてまたオートミールを小さなスプーンで3口食べた。私は、以外に元気になった父にほっとして、朝ヨガのクラスに向かった。

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