HAPPY MOTHER'S DAY と言える事に感謝!

  • 2017.05.14 Sunday
  • 15:33

5月15日 日曜日 曇り 気温21度 

 昨日からの雨も上がり、どんよりとした空の母の日。今日は母がデイサービスの日の為私は、母の日を一日前に祝う事にした。

とはいっても、外で2人でランチでもしようと考えただけだった。

土砂降りの雨の日、母に電車に乗って3つ駅目の新越谷駅の駅ビルでランチをしようと母を誘った。

新越谷駅には、駅ビルが入り駅内で雨にぬれずに食べらる、お茶屋さんが出している母の好物のマグロ定食があるお店があるのでそこで、食べようと考えた。

耳が難聴で心配性の母に朝からこれを伝えると2時間前から用意して30分以上前に家を出てしまう為、母には私が仕事を終えたら用意して行こうと提案したが、案の定母は、1時間前から着替えて準備万端だった。

 寝たきりだった頃を考えると嬉しい事には間違いないのだが、やはりなんだか待たせてると思うと今度は私が息苦しい感じになる。

朝から、リフレッシュしてやる気とイライラを解放できるようにディフューザーで部屋中を森林浴の香りにパインやスプルースの香りで深呼吸しなくては、辛すぎる私がいた。

 雨の日のシルバカー使用は、大変なので杖を持って行く事にした。

最近では、天気が良いと母に習慣にしてもらおうと愛犬の老犬ももちゃんの散歩をNHKのひよっこを見てから、行ってもらっているのだが今日は、大雨でそれもできない。モモちゃんの皮膚病(ラベンダーハイドロゾルを吹きかけてブラッシング)と白内障(フランキンセンスのハイドロゾルを使用して目を洗っている。)もアロマセラピーでかなり改善されてきていて、私がハワイに帰る前に完全に感知してもらおうと毎朝モモちゃんもアロマセラピーでリラックスしてから母と散歩に行って体力強化だ。

 11時半を過ぎた頃、母にご飯食べに行こうか?と言って大きな音のテレビの前で寝ている母に、大声で聞こえるように聞くと、母は、ゆっくり言って聞こえない。といつものように聞き返す。人間は、不思議と大声を出すと怒っているように怒鳴ってしまうのが、悲しい。しかしここは、忍耐と自分に言い聞かせてもう一度大声でテレビを消してから母に呼びかけた。話しかけるのとは程遠いい大声なので、学校の体躯の時間の校庭の端から友人に声をかけるように呼びのようにした。

 母は、そしてテレビの前の設置された、介護用ベットから起き上がり、玄関へとゆっくりと歩いて行く。寝たきりだったためか足がやせてしまい合う靴がなく、最近は、いろいろ履いてみているがぶかぶかの物ばかりである。唯一アンクルブーツが脱げないようで、母は冬用のアンクルブーツをはいて、杖を突いて雨の日傘を差しながら久しぶりのお出かけである。最後に雨の日に出かけたのは、4年前母の長年の友人のお葬式の為に出かけた。肝臓癌で苦しまずに亡くなられた母の友人。母はとても落ち込みその前の年には、御三味線と小唄の先生もなくなり、次から次へとお葬式が続いた。母は、そして生きる事への不安と悲しみの中お酒へとうずもれて行ったのであった。私も、もう若くないので不安に一緒になっていた自分を回想してみた。

 しかし、生物というものは生きる力が強い事を植物の生息を見てもわかる。どのような環境にも順応して細胞は生きて行くのだ。母の細胞組織もそんな中、生きてい行く生存の力の火は消えることなく、消沈していた火から今では、新たな息吹が春の若葉のように脳の細胞も再生されているように、日に日に元気を取り戻しているのが、何よりも楽しみである。

 そんな、母を支えながら電車に丁度昼頃に雨脚も強まる中のると、母は小学生の子供のように久しぶりに電車に乗ってる自分に感動していた。パスモが入っている場所を何度も確認して鞄のポケットを開けて最終的には、母のお気に入りのヒョウ柄のジャケットのポケットに入れた。

 駅に着くなり、外出先で一番心配なトイレに母は行きたくなり、おむつもしていないので、トイレを探してみると2階の駅ビルのエレベーターから矢印の通り、歩いて行くとゴム製のメッシュの運動靴が目に入ってきた。3年間ほぼ寝たきりだった為に母に足が小さくなって外反母趾もあるからこの様な靴が良いんでは?と私が言うと、母、先ずはトイレに行ってからと言わんばかりに、杖を突きながらトイレの矢印を辿りながら、ビルの端の角にあった。

 母がトイレに行っている間に、私は他の靴を探したが、初めに見た靴が一番履きやすそうだった。トイレから出てくると母に、実は今日は母の日の為のランチだと説明し、先見つけた靴もいつも合わない靴で散歩もなんだから履いてみて、合うようならプレゼントすると説明すると、母は『そうなのね。』と嬉しそうに微笑み、母の日のプレゼントを快く理解して靴屋に足を運んだ。土曜の午後で新越谷の駅ビルは混んでない所がなんだか新鮮だった。東京ではありえないのでなんとなくゆったりとした気持ちになり、人もいそいでないので高齢母と安心して行動ができる。

 人気のない靴屋さんでリラックスしながら母に靴屋さんにメッシュの靴を履いてもらうととても気に入り、夏用に薄い青と白のメッシュの靴が良いと言い、母の日のプレゼントして購入して母は嬉しそうに、店員さんに母の日のプレゼントで買っていただきました。と説明している。あっという間に12時半を過ぎていた。お茶屋さんのカフェに行くと雨の日のカフェは、流石にお昼時なので混んでいた。

 母は天ぷら付きのマグロ定食を頼んだ。久しぶりの外食だった。お酒でおなかがいっぱいで、ほとんど食事をとらなかった母は、最近なんとか一人分食べられるようになり食欲も出てきた。大きなエビの天ぷらとしめじ・しし唐・鳥の天ぷらとマグロのお刺身の定食は流石に食べきれず。私と一緒に分けて食べた。夜ごはんには、カフェの向かいの揚げ物屋さんのアジフライが目にはいり、竜田揚げとアジフライを1枚買った。母に駅ビルだからエスカレーターで改札のある階まで行かれるからと説明して手を取りエスカレーターに乗り、母にのぼりのエスカレーターへとガイドして行く。全てが母は、わからない小学生のように私の後をついて歩く。

 母には、なるべく脳を活動的にするように色々と話しかけ説明して母の意見を聞くようにしている。最近では、多くの事を忘れないようにメモに書いてそして、私に確認する前にそのメモを見るようにと提案してみているが、これが可なり彼女には難しいようである。施設に入ると全て、介護の人が着替えや何から何までしてくれるので初め、私と一緒に住みだしたときには、着替えをさせてくれなど要求してきたが、しっかりと母に一人暮らしを長くしたいのであれば、できる事は全て自分でしていくようにと説明した。

 どうしてもできない事だけ私がします。と説明すると母は一人暮らしを人生の最期までしていきたいと決心してなんでも自分でするようになってきて、心をなでおろしている。そんな母は、パスモがヒョウ柄の右ポケットに入っているのも忘れずに改札を通過してエスカレーターでホームまで上がった。学芸大学駅の下りのエスカレーターが両方の階段にはついてないので、エレベーターのある所までホームの中間まで上がり、電車に乗ると母は電車で移動するのが楽しい子供のように外を見ながら次に降りるんだねと言って、しっかりと自分が住んでいる駅が次だと理解していた。記憶は、訓練で少しづつ回復するのだ。勿論、認知力は低下してしまうのだが、母なりに気億のつかさどっている海馬を使って活性化しているのだった。駅に着くと、エレベーターで一緒になった喪服を着ていた老夫婦に、母は結婚式ですか?と聞くといいえ、お葬式です。と残念そうに答えた。母と大雨中、何年振りかに履いた私は、赤い長靴を見ながら水たまりに長靴が入りながら、母を見守り家まで歩き、母に蔵おばあさんまで100歳まで生きられるよ。禁煙も禁酒もできたんだから、頑張って人間として立派に生きてください。生きたくても戦争とかで死んでしまう人もいるんだから、大切な一回きりの人生をね。というと母はにこにこ微笑みながら、本当にそうだね。自分でもお酒とたばこをやめられた事にびっくりしてるわ。と言いながら杖を突いて小雨になった雨の中を二人で歩いて帰宅した。

 

5月の森林浴ブレンドでストレス解消!

4ml 

ブラックスプルース12滴

パインスコッチ22滴

ライム22滴

ベルガモット 25滴

ローズマリー12滴

フラゴニア12滴

クンジア24滴

 

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