認知症の親が施設に入所するタイミングを見極める時は、何時?
- 2020.11.20 Friday
- 07:57
11月20日水曜日 気温26度 晴れ時々曇り、湿度63%
パンデミックの暗く長ーいトンネルの先にやっと光が見えてきた。
効果が高いワクチンがほぼ完成したニュースそして、新しいアメリカ大統領、ジョウ バイデン氏が当選した事。
アメリカの医療費は、余りにも高額なため、パンデミックで元々収入がない人達が貧困の窮地に立たされている為、
46代目のアメリカ大統領、バイデン氏は、副大統領アメリカ初女性、アジア系(インド人)と黒人の両親を持つ、スーパー
スターのカマラ ハリス女史が、来年この高額医療費を抜本的に改革して行くと演説した。
ニュースを見ているだけで、少しずつほっとする。
この4年間、アメリカ合衆国は、白人社会が牛耳る悪い夢を見続けていた。
そして、来年からこの夢から覚めて、明るい未来の在る夢が広がるアメリカになるのかな?
と期待してしまうだけで、肩の力が抜けていく自分がいる。
義理の父、エドの認知症が少しずつ悪化してきている。
最近、脳神経外科で何度も診断してもらいやっと、病名が解明された。
初めは、やはり、エドもアルツハイマー型認知症と診断されたのだった。
そして、彼の認知症は、ルイボディー型認知症(レビー小体型認知症)と言われる種類で、アルツハイマー型とパーキンソン症候群を特徴とする変性性認知症である。
ルイボディー型は、(覚えやすいので英語読みで書きます。)1912年にドイツの神経学者、フレデリック・レビー(ルイ)によって発見された認知症であり、レビー小体とは、パーキンソン病変の脳幹で発見され、名付けられた封入体である。1995年からアルツハイマー型と脳血管型と並び3大認知症と呼ばれている。症状は、進行性認知機能障害に加えて、幻視症状、レム睡眠行動障害とパーキンソン症候群を特徴とする。
エドは、例えば、食事をしてたりすると、中庭に誰かがいると幻覚を見る事が良くある。そして、目の前に妻のマーサーがいるのにもかかわらず。『僕の奥さんのマーサーを探してくれ?』と言ったりする。
マーサーは、初めのうちは、悲しみで一杯だったのだが、次第にこの症状が出てくると、他の部屋に入り、
携帯からエドに電話をして、『今からあなたの居る所に戻るから、待っててね。』と言って彼のいる部屋に戻って
マーサーを再確認する方法をとっている。
又、皆の前で同じ事が起こると、エド目をじっと見つめて、『貴方の他のマーサーは、すぐ戻ってくるわよ。』
とジョークで交わすようになった。
脳の病気なので、周囲の人々は、認知のそれぞれの症状をまじめに受け取ってしまうと、周りが振り回されてしまうので、
傷つけないように交わすのが、一番良いようだ。
私は、エドに、『優しい世話好きなマーサーが1人以上いるとは、エド凄く幸運だね。』
とエドに言うと、エドは、優しい目の奥に、喜びを溢れさせて、口元に人差し指を持ってきて、『シー、内緒だからね。』
とおどけて私にウィンクをしてみている。
今の所、エドの症状は、日常の生活に支障が出てくるほどでは、無いので自宅で過ごす事は、可能であり、
長年住んできた家で過ごすのが心の平穏にも繋がっている。
さて、私の母の場合は。長年のアルコール依存症から認知症に陥ってしまい、かつ何度も転倒している為、
一過血虚血脳血栓が多発したケースだと考えられる。
症状は、計画をしたり、書類など難しい分を理解する力困難になってくる。そして、短期的記憶力が著しく衰えてしまう。
そして、長年のアルコール摂取が、抹消神経を犯して脚や腕の動きが悪くし、また小脳を犯して、体の動きが鈍くなっていく。
そして、アルコールは、精神的にも障害を与え、鬱病、不安症、現実逃避などと言う症状が出てくる。
母は、今は飲酒はしていないのだが、自宅に籠った生活をパンデミック中したりして最近は、一人暮らしが
大変になってきている。
その一つに、漏便の時に、自分で紙パンツがしっかり上げられないので、洋服やベット、トイレを汚してしまうのだ。
私がいると、便秘にならない様に、アロマセラピーの座薬やカプセルで便通を改善するのと、
自宅で母のパンツ上げを補助しているので、これが避けられるのだが、
自分だけだと出来ないので、ヘルパーさん達が過酷な介護をしなくては、ならない。
これを、書いていても、ため息が出てきてしまう。
『はーぁー』
今で育ててくれたので、母を最期まで介護したいと考えてはいても、脳と身体の病気認知症になってしまうと
自分の精神、人生がバラバラになって行くのだ。
そこで、大切な家族が施設入所させるタイミングを考えてみた。
*先ず、自分で排便排尿の処置をできなくなったら、やはり、施設に入所をするのが良い。
一緒に住んでいる人が、いたとしても、やはり可なりのストレスになるからだ。
*1人にしておくと他人に、個人情報を与えてしまう。例えば、銀行の暗証番号を教えてしまう。
*1人にしておくと、危険な行動う。例えば、自宅から出て迷子になってしまったりする。
*または、介護人(家族)がストレスを抱えてしまい、鬱病や不安症になってしまう。自分の人生が介護が負担になり、柵で一杯になってしまった時。
これらの事が度々継続してしまったら、やはり施設に入所してもらった方が双方が安心して生活ができるのだ。
母の漏便は、少しずつ悪化してきたのだが、今年は、促進してしまっている。
母も自分で辛いようだった。
父の時を回顧してみると、父は、要介護4で、便が出てくるのが気になり、紙おむつの中に手を
入れてしまい、便を確認した手を壁や介護ベットに擦り付けてしまい、父の介護ベットの壁が便だらけになってしまっていた。
そして、爪の中にまで入ってしまい、これが中々取れずに、冬だったので、手袋したりしていたのだが、
病院でフィジオセラピーを受ける時に手袋を外すと爪の間のべ便が真っ黒になっているのを父が見て
私に、見せて『これは大変だから手袋したままでよいかな?』と言うので、
私は、『勿論、大丈夫だよ。お父さん』と言った事を思い出した。
介護は、正気の人達の心をとがった爪でゆっくりと引き裂いて行き、とてもヒリヒリした痛みが神経に流れ込み
そして、ゆっくりと介護人の心も病んで行ってしまう。
そこまで、行かない様に自分でしっかりと介護状況を客観的にみながら自己の人生を歩んで行かなければならない。
パンデミックで、介護状況が変わってしまい、苦しい状態になったら、やはり自分一人で抱え込まずに
家族や住んでいる区域の社会福祉課などに相談してどのようなサービスが受けられるか確認するのが一番だ。
そして、両親の人生から自分の人生を解放して行く瞑想をして、両親の最期の人生を
安全な環境にながら、自分の人生を歩む計画をする事が大切だと思う。
瞑想をするときには、私は、必ず香りを使う。
色々な思考が入ってこない様に、香りで脳をリラックス、覚醒して、ビビットな未来をサードアイを開きながら
全てのチャクラを調整しながら、深呼吸をより長くしていく。
この瞑想をすると、素晴らしいビジュアライゼーションができたり、直観が働き、今何を自分が一番しなくては
ならない事が閃いてくる。
瞑想の後、そのビジュアライゼーションやひらめき(アイディア)考えをジャーナルに書き留めて行く。
すると、次第に人生が幸せの方向へと道が開いて行くのだ。
香りは、状況に応じて変えて行く。
今回は、活きず待っている自分の思いを解放して、サードアイを開いて行く香りを作り、瞑想をしている。
(OPENING THE THIRD EYES & BLANCING THE NAVEL BLEND)
介護で不安や悩みがある人は、是非試してみて下さい。
ご注文は、12月末日に帰国予定なのでその際でしたら日本からご発送が可能です。
LOVE&ALOHA
MIDORI
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